作品の素材と立体作品・平面作品の関係について
立体作品の素材
作品の素材は明確に決まっているわけではありませんが、立体作品に関しては昔からダンボール(その他厚紙含む)や粘土(紙粘土、石粉粘土等)を主に扱ってきました。近年は可動する作品も多く制作しているのでダンボール(大きな作品は5ミリ厚、小さな作品は1.5ミリ厚)や厚紙(板目表紙等)が中心です。軽くてそれなりに丈夫な上、可動や可変機能のある箇所を図面に沿って作りやすいこと、コピー用紙や空き箱等身近な素材を作品の部分的な調整や内部補強にも使えるなどのメリットがあるということが理由の一つとしてあります。
そしてこれは後付けかもしれませんが、鉄や木と比べると弱いイメージのある紙製の素材を一枚板の状態から地道に立ち上がらせていくというプロセスが自分自身にしっくりくるというのも理由としてあるのかもしれません。
「なんてことない一枚の紙から物語を立ち上げていくことは痛快じゃないか」
そんなことを思いながら作品制作は続きます。
左:1.5ミリ厚のダンボール 右:板目表紙・画用紙
平面作品(マンガ、イラストなど)について
元々学生時代は油絵を描いていましたが、今はほとんど描くことはなくなりました。近年は絵といえば立体作品のパッケージ用イラストや書籍・ポストカード用のイラストやマンガを描くことが中心です。イラストはペン(コピック)やアクリル絵の具をメインに使います。基本的には原画をそのまま販売することはなく(立体作品の表面に直接絵が描かれたものや抱き合わせで原画の書籍をセット販売することはあります)あくまでも印刷物の為のイラストにはなるのですが、その分お求めやすい価格でマンガやイラストが使われた作品を販売しています。いずれにせよ近星商事でのマンガやイラストは立体作品とも大いに関わりを持って描かれるものと思って頂いてもよいのかもしれません。
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最後に
冒頭で述べたように作品の素材は明確に決まっているわけではないので今後様々な素材を扱う可能性は十分にあります。立体作品やマンガ、イラストも常に新たな切り口での表現を模索していきますのでどうぞ今後にご期待ください。
明日の暮らしを創造する『紙工芸品』の専門店|近星商事 - KINSEI SHOUJI【公式通販サイト】
【近星商事】は段ボール製の小物から大きい作品まで創造して販売しています。日用品や動物をモチーフにした作品から、ロボットやペン立て等ユニークなアイテムも展開中。オリジナルポストカードや不定刊雑誌も販売中です。どこか懐かしい気持ちになり心あたたまるような個展やワークショップも開催しますのでお気軽に遊びに来てください。
屋号 | 近星商事 kinseishouji |
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〒501-2518 岐阜県岐阜市北野西146 |
営業時間 | 10:00-19:00 |
定休日 | 不定休 |
代表者名 |
近松 淳一 |
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