近星商事の雑誌とふろくについて
雑誌
近星商事でいう「雑誌」とは世間一般のそれとはニュアンスがちょっと異なります。言ってしまえば「なんちゃって雑誌」なのです。
雑誌は本来、長期間手元に置いておくものというよりも今知りたい最新の情報を盛り込んだ刹那的な要素があります。マンガ雑誌にしても基本的には読み捨てであり、掲載されてる中で気に入った作品は後々コミックになってから改めて購入するというのが基本でしょう
そんなはかないイメージのある雑誌をむしろ長持ちする書物に仕立てるのが近星商事の目指すところです。では長持ちするのはともかく冒頭に述べた「なんちゃって雑誌」とは一体何ぞやという話ですが、つまり本来の雑誌の特徴の逆をいってやろうということです。
雑誌と言えば誌上には数多くの広告が掲載されています。当然広告は最新の商品を多くの人に購入してもらうために掲載されているわけです。しかし近星商事の広告は広告とは名ばかりで全部架空の商品であり、あくまでも広告風のイラストやコラージュに過ぎません。そこには商品の売り上げ増という目的は持てるわけもなく広告風は広告風としてのみ示すしかないのです。巻頭カラーの特集も同じく架空の情報でしかないのでもはや最新もなにもありません。
マンガや読み物は実話を元にした作品もあるにせよ基本的にはフィクションが前提なので、そこは近星商事も同じですが、掲載作品がいずれまとめて書籍化されるという保証はないので、捨ててしまえばもう一度読むことはできないかもしれません。
近星商事の雑誌は広告、巻頭カラー、マンガ、読み物、いずれも基本でたらめなのでためになる要素はありません。ただただそれぞれのページが「一過性で終わってたまるか」の精神だけで掲載されてるのです。新しいとか古いとか関係なく基本は書棚に入れて暇な時に読んでもらう。そんな「長持ちするなんちゃって雑誌」が不定期にこれから先新作が出るかも!?
雑誌「キンセイ」の裏表紙広告(架空)
ふろく
近星商事のふろくは大きく分けて2つの特徴があります。ひとつは「雑誌のふろく」を前提に制作されたもの、もうひとつはふろくとして制作はされていないが、後に雑誌のふろくとしても販売されるようになったものです。
ペーパークラフトは前者ではじめからふろくを想定して企画されました。ペーパークラフトに関してはまた改めて記事にする予定ですが、今後も新たなペーパークラフトを考えているので、どうぞご期待ください。
左:ペーパークラフトの建築模型(組み立て時)/ 右:メンコ
まとめ
実は最初に雑誌を制作した時はまだふろくのことは考えていませんでした。しかしふとした時に「雑誌にはふろくが付きものだよな」と思い、ペーパークラフトの企画にたどり着きました。近年はいろんな出版社からもふろくつき雑誌は多く出版されていますが、そこは近星商事も負けずに仕掛けていくつもりです。しかし近星商事は出版社ではないので、多ジャンルの書籍を出版というわけにはいきません。だからこそ、大手の出版社が出さないような隙間を狙って今後も独自の書籍を提供してまいります。
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屋号 | 近星商事 kinseishouji |
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住所 |
〒501-2518 岐阜県岐阜市北野西146 |
営業時間 | 10:00-19:00 |
定休日 | 不定休 |
代表者名 |
近松 淳一 |
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